老犬ホームあん|彼らは恨まない、、、

老犬ホームあん|総合ケアハウスの日常

季節外れの高温が続いています。

今後ますます夏が長くなるのでしょう。

今日は新人さんのお迎えに京都市内に、夕方からは病院に行きました。

いつも親切にしてくださるかかりつけの先生、感謝です。

ご相談のお電話も3件いただきました。

「安楽死」についてのご相談。

認知症により家族全員が疲弊していて獣医さんに相談したところ「安楽死」の提案があったと。

もちろん最終的な判断は飼い主さんですが個人的な意見として「絶対するべきではない」とお伝えしました。

十数年家族と過ごしてきたパートナーの命をそんな形で終わらせるなんて、彼らは恨まないでしょうが喜びもしません。

症状をお聞きすると認知症でも末期の状態、今後それほど長い時間は残されていない事をお伝えしました。

先の見えない介護、たしかに辛い時間となります。

「安楽死」を選択すれば一生 心に辛い感情を背負っていくことになります。

これまで共に生きてきた時間、大切な思い出を打ち消すことはしてほしくないです。

もう少し頑張って、と介護のコツや心構えなどをお伝えしました、どうしても無理なら連れてきてくださいとお伝えしました。

愚痴ならいつでも聞きますよって、電話を切るころには声のトーンも少し上がって笑うことも出来るように。

あんファミリー、認知症の子もたくさんいます。

みんな頑張っています、寿命を全うできますように。

西田敏行氏のニュース、驚きました。

器の大きな俳優さんでした。

私も70歳を過ぎるころには若い人に何か良い影響を与えられる、そして迷惑をかけないような凛とした器の大きな大人を目指します。

池中玄太80キロ、懐かしいドラマを思い出しました。

ご冥福をお祈りいたします。

あんファミリー^^

老犬ホームあん には現在生後10か月のワンコから19歳を超えるシニア犬が暮らしています。

保育園にはパピーワンコが来てくれています。

全年齢、あらゆる犬種の子達が来てくれています。

保護活動では自治体と連携し野犬の子達を保護、譲渡しています。

殺処分ゼロを目指し、噛み犬を改善し共生できるように。

犬は愛情を感じ取ります、野犬の噛み犬でも根気よく接していけば心開き懐いてくれます。

野犬の子達が懐くにはすごく時間がかかります。

怯え逃げ回り、パニックを起こし噛みついてくることも、ご飯も食べない、触らせない、いろいろと大変ですが彼らはただ怖いだけ。

少しずつ安心と愛情を向ければ少しずつ変化します。

ありがとうございました。

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