老犬ホームあん|総合ケアハウスの日常

老犬ホームあん|犬の認知症・老化、老後の暮らしについて。

冷えた朝です。

夜も冷えています^^

カフェにはディナーのお客様が来てくれています^^

早朝から気持ちも身体もピリッと引き締まります。

多くのワンコの命をお預かりする老犬ホームあん。

犬も人間も加齢とともに様々な症状が出てきます。

私も見えないものにつまずくように、身体のあちこちが痛く記憶力も落ちて^^

年齢と共に衰えはすべての動物にやってきます。

犬も高齢化により認知症も。

ワンコの認知症の症状は様々、症状の出方も個々によって違いがあります。

老犬ホームあん、では相当の数の認知症のワンコ達を看てきました。

認知症の症状、経験により細部にわたりチェックできます。

少しでも兆しが見えれば入所時に飼い主様にお伝えします。

なんでも早期に気づくことが大事です。

「認知症かな~」って思った時点でこれまでと違うってこと。

そう感じた時は症状が出てきているという事です。

認めたくない、認知症になってほしくない、という思いもわかりますが適切な対応が遅れればワンコに負担をかけるだけです。

「こうあってほしい」「こうなってほしい」という期待はワンコに負担をかけることにも。

ワンコ達^^

犬の老化、認知症、自立困難、病気の進行など、症状に目を向けて認めて受け入れることで適切な介護やケアが行えます。

悲壮感をもって接するとワンコにも伝わります。

辛く悲しい思いの中で過ごすか、今できることを考えて前を向いて過ごすか。

これを決めるのはケアを行う人間側にゆだねられます。

感受性豊かな犬、こちらの想いは全て伝わります。

「かわいそう」よく寝たきりのワンコに向けられる言葉。

私には「??」です。

寝たきりではあっても楽しみもあり穏やかにマイペースで頑張っています。

「かわいそう」は究極の上から目線^^

もし自分がその状況になったとき枕もとで「かわいそう」と声を掛けられたらどんな気分か。

私達人間に犬のすばらしさを教えてくれ多くの楽しい思い出、嬉しい気持ち、穏やかな癒しをくれたワンコ達の老後、老犬ホームあん の介護ケアは「上から目線」でなく「犬目線」で行います^^

ありがとうございました。