老犬ホームあん|総合ケアハウスの日常

老犬ホームあん|犬の不妊手術と犬の認知症

朝は曇り空~快晴に^^

怒涛の週末が終わり少しほっとして新年度スタート^^

今日も病院に。

ワンコのことで気が休まる時はありません。

ご相談もたくさん頂いています。

犬の避妊去勢についてのご相談、健康な体にメスを入れることに抵抗があると。

飼い主さんがそう思うならしなくていいと思いますが、「マーキングは嫌」「マウンティングもさせたくない」「発情期のストレスをどうにかしたい」「ほかの子達と仲良く遊んでほしい」「将来生殖器系の病気は防ぎたい」という要望も。

オスの場合は1歳までに性成熟を迎え 交配が可能になります。

性行動という本能が現れると落ち着きが無くなったり興奮しやすくなる、攻撃性が出る子もいると聞きます。

ほかの犬とのコミニケーションもうまく取れなくなるケースも。

犬が自分でどうするか決められない事、飼い主さんの判断になります。

良いとこどりは無理です。

メリット・デメリットはあります。

何を優先するのかを決めないと方向性が見えてきません。

元保護犬ちゃんたちがたくさん遊びに来ます。

どの子もみんな社会性完璧、里親さんたちの頑張りが大きいです。

そして全頭 去勢避妊手術を行っています。

ただ体調等で時期が遅れて去勢ができていない子が皆の中に入ると 全体の空気が変わることがあります。

性的欲求の気配があるのか ほかの子達は距離をとります。

吠え方にも違いがあります。

一見みんな同じように吠えているように聞こえますが欲求の出ている子は違いがあります。

その場合は他の子達に警戒心が出ることもあります。

ほかの犬を見て舌を出しあえぐような呼吸で吠えて近づこうとする行為を「喜んでいる」とみるのは少し危険、激しい興奮状態だと大変なことになります。

犬は奥深くわからないことも多いです。

毎日 犬たちの中で勉強させていただいています^^

ネットや本の情報も大切、たくさんの犬と向き合って学ぶことはもっと大切^^

我が家の子達は全員避妊去勢済みです。

ただし 個人的に推奨派ですが しないことが悪いと言っているのではありませんので^^

ワンコ達^^

認知所についての相談も多いです。

認知症等の疑われる行動予兆としてあげられていること。

・これまで出来ていたコマンドに反応しなくなる

・呼ばれても反応しない、反応が薄い

・日常的な習慣を忘れる(ご飯や散歩の時間、ハウスやトイレの認識が薄れる)

・ぼんやりすることが増える

・うろつき、行ったり来たりを繰り返す

・ぐるぐる回り、目的のない行動が増える

・ひたすら歩き続ける、急に走り出す

・興奮しやすくなったり、逆に無反応になる

・撫でられたりかわいがられることを喜ばなくなり避けるようなしぐさをする

・昼間の睡眠が長くなる、夜の行動が増える

・排泄のコントロールができなくなる

・急激に食欲旺盛になる

etc、、、、

ほんの一例をピックアップしました。

これらが必ず認知障害症候群とは限りませんが参考までに

ワンコについてのご相談はお気軽に^^

ありがとうございました。