老犬ホームあん|愛情

grass field near field of trees 老犬ホームあん|総合ケアハウスの日常
Photo by Egor Kamelev on Pexels.com

寒くなりました。

師走、2024年もあとわずかです。

時が経つのは早いです。

年末年始の御予約も早々に埋まり新たなご予約は停止しています。

ありがたい事です。

宮崎県では地震が発生、自然災害は時を選びません。

年始に発生した能登半島地震、復興もまだまだです。

命の現場、しっかり備えます。

お預かりする命、大きな責任があります。

寿命を操作することは出来ませんが出来るだけ穏やかな余生を過ごせるようにサポートをします。

今日も認知症のワンコのご相談、1時間近くお電話で。

夜泣きがひどくいろんなことを要求して吠えるとの事、年齢は19歳で自立困難。

ワンコも飼い主さんも頑張っています。

認知症ワンコのご相談の中で要求吠えに対するご相談が一番多いです。

認知症ワンコの吠えることを要求と結びつけると介護ケアが追い付かなくなることがあります。

「立たせてほしい」「水が飲みたい」「外に出たい」「抱っこしてほしい」「オムツを変えてほしい」etc、してほしい事があるから吠えていると結びつける。

これらを要求しているのか認知症の影響で吠えているのかの判断は難しいです。

ただ認知症が発症する前から 吠えて要求していたのかどうかも判断材料になります。

要求とは別で外的な刺激が加わることでも一時的に吠えるのが止まる事があります。

すべて要求ととらえすべて行おうとすると飼い主さんの身体がもちません。

頑張りすぎて倒れてしまっては大変です。

飼い主さんが身体を休めることもワンコへの愛情です。

詰め込み過ぎず優先事項を決めて頑張ってくださいとお伝えし、電話を切るころにはトーンも上がり笑う余裕が^^

気が楽になっただけでも良かったです!!

あんファミリー^^

里親さんの知り合いの方の犬が逸走したと。

心配していましたが数日ぶりに無事保護出来たと。

無事に戻ったことは奇跡です、私も含め「まさかうちの子が」と思っています。

特に元野犬の保護犬ちゃんは少しの事でパニックになり走り出してしまいます。

パニックを起こしているのでどこを走ってきたのかも覚えていない場合が多く無事に保護することが非常に困難になります。

ハーネスや首輪はしっかりつける、「緩くないとかわいそう」という方もいますが何かあれば命にかかわります。

幼子の手をしっかり握ってあげるのと同じです。

守ってあげる意味でしっかり装着、それも愛情です。

ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました