老犬ホームあん|「可哀そう」何が??

蒸し暑いです。

朝からお客さまが来てくれました。

ドッグランには10頭のワンコ達、保育園にもワンコが2頭、お泊りワンコも来てくれています。

フリースクール用地の整備、なかなか進みませんでしたが やすらぎの郷 の社長さんの御厚意で杭打ち、フェンス張り、整地に抜根までしていただけました。

やはりプロがすると早いです^^

このフェンスに子供たちがいろんなものを描いてくれる予定です。

周りを木々に囲まれ涼しく素晴らしい雰囲気のある場所です。

北海道で約100頭の犬と乳牛の多頭飼育崩壊が発生と。

犬たちは順次レスキューされるそうですが、こうなる前になぜ?といつも思います。

最期に辛い目に合うのは弱者である犬たちです。

それぞれ里親さんのもとに行ける事を願います。

あんの保護犬ちゃん達は私たちスタッフ全員を忘れることはありません。

数週間で里親さんのもとに行った子達でも忘れません。

ランに来てくれて会うと大喜びしてくれます。

基本的に人が怖い彼らが飛びついてきます^^

恩を感じてくれているのかはわかりませんが 此処での生活は楽しいものだったという思い出はあるようです。

此処ではワンコ達の躾というものはほぼしません。

トレーナーさんによるトレーニングは行っていますが、それも楽しみながら。

やらされることと、自分で考えてすること、どちらが楽しいか。

楽しいことはすぐに身につきます、そしてその場所が好きになります。

やらされていることは向上していきません。

犬は奥深い動物、秘めた力を持っています。

それを引き出すには犬同士の中で自発的に考え行動する経験をさせてあげる事だと思っています。

犬という動物本来の能力を伸ばし引き出すには仲間から学ぶことも必要です。

個人的にパピーの頃に訓練に出すのはどうかな?と思っています。

多感な時期に飼い主と一緒に様々な経験をすることの方が100倍大事と思います。

あくまで個人的な思いですよ^^

ワンコ達^^

シニア犬、時間とともにできないことが増えていきます。

老化というもの、私は悲観的にとらえていません。

私も老化していきます、老化によるものを悲観的にとらえると生きていくことが悲劇のようになります^^

出来ることを精いっぱい頑張ることです。

シニア犬の介護、寝たきりや認知症の子もたくさんいます。

頭を持ち上げる事が出来なくなっても介助してあげれば普通の子と同じように食べれます。

何でもかんでも「可哀そう」と思うことが一番かわいそうです。

シニアワンコ達 毎日を一生懸命生きています。

「可哀そう」は頑張っている子に向ける言葉ではありません^^

「頑張ってるね~偉いね~」と笑顔を向けてください^^

ありがとうございました。

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