老犬ホームあん|老犬の幸せな余生とは

雨と晴れが交互に、不安定な天気です。

送迎のご予約がすごく多く今月は大変な状況になっています。

今日は京都市内、明日は和歌山県南部まで行きます。

体力的にハードなこと、精神的にハードなこと、体力は寝れば回復します。

精神的なことはきついときがあります。

ワンコ達と向き合って生きる日々、どうにもできない辛い事にもあたります。

自分の力が及ばないことは考えても無駄、と頭ではわかっていますが考えてしまいます。

重い病気を患っている子、完治を目指すことはできないが薬を飲むことぐらいはできる。

その薬がどれほどの効果があるのか、、、

効果、とはその子にとってプラスとなるもの、猛烈に薬を飲むことを嫌がる子もいます。

無理に口に入れ飲ませる、必死の抵抗の末に薬は飲めたが疲れて悲しそうな目を向けてくるワンコ。

それなら大好きな食べたいものばかりを食べて余生を過ごす方が彼にとっては幸せを感じれるのでは、と思う時が多いです。

大体 ご飯の時間が薬の時間になります。

薬を混ぜると食べない子、薬だけを残す子、次第に嬉しいはずのご飯の時間が辛い時間に。

尊敬する小児外科医 吉岡英人氏も著書の中で苦しむ子供を前に同じようなことを感じると書かれていました。

老犬ホームの日常、命と向き合い難しい選択を常に迫られる。

環境の変化だけでも彼らにとって大変なこと、環境に慣れるだけでもすごい事。

ワンコ達も1日1日頑張って生きてくれています。

ワシントン大学医学部と、テキサスA&M大学獣医学部が中心となって「ドッグ・エイジング・プロジェクト」という大規模研究プロジェクトがアメリカで実施されています。

犬の健康スコア、運動スコアに最も影響を及ぼすものは仲間の存在という研究結果が出たそうです。

仲間とは犬や人間、他の動物も当てはまるそうです。

本来群れで生きる本能を持つ犬、当然といえば当然かな^^

あんの子達は仲間がいっぱい^^

ワンコ達^^

明日の後半から雨が続く予報です。

トライアル中の保護犬ちゃん ちまき が本日本譲渡となりました。

命のリミットから解放されみんな幸せをつかんでいきます。

保護活動、人と人とのネットワークが生命線です。

今後も皆様のお力を借りて保護活動にも全力で挑みます^^

どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

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